モデルをつくる
バックテスト
過去のレースで予測を試して、的中率・回収率を確認します。結果の読み方と、鵜呑みにしないための注意。
この記事の要点
- モデル・評価期間・購入戦略・資金設定を決めて実行すると、過去のレースでの収支が計算されます。
- 評価期間は、学習に使っていない期間を選びます。ここを間違えると結果は意味を持ちません。
- 良い数字が出たときこそ、対象レース数と試した条件の数を確認してください。
バックテストの画面
左メニューの「バックテスト」を開き、 上から順に設定していきます。
- 予測モデル … 学習したモデルを選びます
- 評価期間 … いつからいつまでのレースで試すか
- 馬券購入戦略 … どういう条件で、どの馬券を買うか
- 資金設定 … 初期資金と単位賭け金
- バックテスト実行 … 実行して結果を見る
バックテストの結果画面
バックテストの結果画面スクリーンショット準備中
評価期間の選び方(いちばん大事なところ)
購入戦略を決める
「どんなときに買うか」をルールとして与えます。 たとえば期待値にもとづく戦略では、次のような条件を設定します。
- 期待値閾値 … これを超えるときだけ買う(1.0 が損益分岐点)
- オッズ下限・上限 … 極端な人気・人気薄を対象から外す
- フラクション … ケリー基準にもとづく賭け金の割合
期待値という考え方については競馬編:的中率ではなく回収率で見るをご覧ください。買い目のルールは、結果を見る前に決めておくのが原則です。
結果の読み方
| 見るところ | 確認したいこと |
|---|---|
| 回収率 | 賭けた額に対していくら戻ったか。100% が損益分岐点 |
| 対象レース数 | 何レース分の結果か。少なければ、良い数字も悪い数字も偶然の範囲 |
| 回収率推移・収支 | 途中経過。1 本の高配当だけで全体が持ち上がっていないか |
特徴量ごとの寄与を見る
「回収率寄与を算出」を押すと、特徴量ごとに回収率への寄与が計算され、「特徴量」画面の「回収率寄与」列に表示されます。 特徴量の数だけバックテストを回すため時間がかかります。
数字が良すぎるときのチェック
バックテストの結果が驚くほど良いときは、 喜ぶ前に次を確認してください。経験上、その多くは設定の誤りです。
- 評価期間が学習期間と重なっていないか
- 対象レース数は十分か(数十件では判断できません)
- 条件を何通り試した末の結果か
- 別の期間でも同じ傾向が出るか
詳しくは競馬編:競馬でよく起きる失敗のチェックリストをどうぞ。
検証まで終わったら、いよいよ予測とレース当日の流れです。