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目次(データマイニング入門

用語集

用語集

機械学習の用語(特徴量・過学習・AUC など)と競馬の用語(クラス・斤量・控除率など)を、該当記事へのリンク付きで並べています。

この記事の要点

  • 基礎編・競馬編に出てくる用語をまとめました。読んでいて分からない語が出たら、ここへ戻ってください。
  • 各項目から、その語を詳しく扱っている記事へ移動できます。

機械学習・データマイニングの用語

特徴量feature
モデルに渡す入力の列。生データをそのまま渡すことはまれで、予測に効く形へ加工して使う。 詳しく
教師データ
答え(正解)が付いた過去のデータ。これを見せて、条件から結果を当てる仕組みを学習させる。 詳しく
分類 / 回帰 / ランキング
予測するものの型。区分を当てるのが分類、数値を当てるのが回帰、グループ内の並び順を当てるのがランキング。 詳しく
訓練・検証・テスト
データの三分割。訓練で学習し、検証で設定を選び、テストは最後に一度だけ実力確認に使う。 詳しく
交差検証cross validation
データを k 個に分けて検証を繰り返し、平均で評価する方法。時系列データでは、ランダムに分けず時間で区切る。 詳しく
過学習overfitting
学習データに合わせ込みすぎて、偶然まで覚えてしまった状態。訓練の成績は良いのに、検証の成績が悪くなる。 詳しく
データリーク
本番では手に入らない情報が入力に混ざること。検証成績だけが不自然に良くなる。競馬では確定オッズや走破タイムの混入が典型。 詳しく
GBDT(勾配ブースティング木)
前の木の間違いを次の木が補うように、決定木を積み重ねる手法。表形式データで第一候補になりやすい。LightGBM などが代表的な実装。 詳しく
ハイパーパラメータ
学習の前に人が決める設定(木の本数・深さ・学習率など)。大きくすれば良くなるものではなく、行き過ぎると過学習する。 詳しく
正解率 / 適合率 / 再現率
分類の基本指標。偏りのあるデータでは正解率はほとんど役に立たず、空振りの少なさ(適合率)と見逃しの少なさ(再現率)で見る。 詳しく
AUC
ROC 曲線の下側の面積。「正例と負例を 1 件ずつでたらめに選んだとき、正例に高い点数が付いている確率」と読める。0.5 がでたらめ、1.0 が完璧。 詳しく
キャリブレーション
出力した確率が実際の頻度と合っているか。期待値や資金配分の計算に使うなら、順序が正しいだけでは足りない。 詳しく
粒度
1 行が何を表すか。競馬では馬単位(1 行 = 1 頭)が基本で、レース単位(1 行 = 1 レース)やペア単位もある。最初に決める。 詳しく
ランキング学習
グループ内の並び順を直接学ぶ手法。1 頭ずつ(pointwise)・2 頭を比べる(pairwise)・グループ全体(listwise)の 3 通りの立て方がある。 詳しく
NDCG
並べ替えの良さを測る指標。正解が上位に来るほど高くなり、1.0 が理想。NDCG@3 のように上位何件までを見るかを添えて使う。 詳しく
不均衡データ
当てたい事象が全体のごく一部しかないデータ。競馬の「1 着」も該当する。正解率で評価すると、何も学習しなくても高い値が出る。 詳しく
アンサンブル学習
複数のモデルの予測を組み合わせて 1 つの答えにする方法。バギング・ブースティング・スタッキングなど。間違え方が違うモデル同士でないと効果は出ない。 詳しく
分布シフト
時間の経過や環境の変化で、データの性質そのものが変わること。過去に有効だったパターンが通用しなくなる。 詳しく
多重比較
たくさんの条件を試すと、効果が無くても偶然きれいな数字が出る現象。最良の 1 つだけを見ると実力を過大評価する。 詳しく

競馬の用語

クラス(条件)
レースの格付け。新馬・未出走・未勝利から始まり、1 勝・2 勝・3 勝クラス、オープンと上がる。オープンの中に重賞(G1〜G3)、リステッド、その他のオープン特別がある(リステッドは重賞ではない)。同じ着順でもクラスが違えば意味が違う。 詳しく
斤量きんりょう
そのレースで馬が背負う重量(騎手と馬具を含む)。決め方は馬齢重量・定量・別定・ハンデの 4 種で、実績が反映されるのは別定とハンデ。
上がり 3 ハロン
ゴールまでの最後の 600m にかかった時間。レース後にしか分からないため、今回のレースの値は特徴量に使えない(前走の値なら使える)。 詳しく
脚質きゃくしつ
逃げ・先行・差し・追込といった走り方の傾向。レースの展開との相性を考える材料になる。 詳しく
馬場状態
良・稍重・重・不良の区分。タイムの意味が大きく変わるため、絶対値の比較には補正が要る。 詳しく
オッズ・人気
投票額から決まる配当の倍率と、その順位。参加者全員の予想を集計した結果で、相当に精度の高い予測になっている(ただし人気薄が買われすぎる偏りも知られる)。 詳しく
控除率・払戻率
投票総額から差し引かれる割合と、払い戻される割合。券種によって異なる。参加者全体では必ずマイナスから始まる理由。 詳しく
期待値
見積もった勝率 × オッズ(払戻倍率)。賭けた額が平均していくら戻るかを表し、1.0 が損益分岐点。同じ予測でもオッズしだいで買う価値は変わる。 詳しく
回収率
払戻の合計 ÷ 投票額の合計。的中率とは別の指標で、当たりやすさと配当の安さは打ち消し合う。 詳しく
単勝 / 複勝
1 着になる馬を当てるのが単勝、上位に入る馬を当てるのが複勝。複勝の的中範囲は出走頭数で変わり、8 頭以上なら 3 着以内、5〜7 頭なら 2 着以内、4 頭以下では複勝そのものが発売されない。いずれも払戻率 80% で、組み合わせ式の券種より高い。 詳しく
WIN5
指定された 5 レースの 1 着をすべて当てる馬券。的中者がいなければ次回へキャリーオーバーされ、払戻は 100 円あたり 6 億円が上限。的中は非常に難しく、成績のばらつきも極端に大きい。 詳しく
ケリー基準
期待値がプラスと考えられるとき、資金の何割を賭けるかを決める考え方。見積もった勝率が正しいことが前提で、外れていれば過大な賭け金になる。 詳しく